#01
――お2人が所属する「事業推進部」は何をする部署ですか?


Aさん
事業推進部は、BIMを活用して建築業界の業務効率化と負担軽減の実現を目指しています。Autodesk社のBIMソフト『Revit』の導入支援や運用サポート、独自BIMプラットフォーム『B-LOOP』の導入推進に加え、お客様のご要望に応じたパッケージソフトのカスタマイズに対応しています。
#02
――なぜ今、BIMが必要とされているのでしょうか?

Cさん
建築業界は今、人手不足や若手の離職、長時間労働といった課題に直面しています。とくに、若手の定着率の低さは、技術継承の妨げとなっています。そんな中、BIMによる「業務の見える化」や「効率化」は、現場を変える大きな力になると感じています。

Aさん
従来の紙(2D)図面だと、経験が浅い人には設計内容の読み取りが難しく、作業がスムーズに進まないことがあります。一方、BIMの3D表示なら、視覚的かつ直感的に理解でき、経験年数に関係なく、社内外のやりとりもスムーズになります。干渉チェックでミスも減らせますし、クラウドでの情報共有で作業効率もアップします。

Cさん
BIMの普及を通じて、建築の現場に快適で安心できる環境をつくり、持続可能でより魅力あるフィールドへと変えていきたい。そんな想いで日々仕事に励んでいます。
#03
――事業推進部のBIMコンサルについて具体的に教えてください。


Aさん
「BIM導入コンサルティング」「トレーニング」「B-LOOP導入コンサルティング」の3本柱で活動しています。中核の「BIM導入コンサルティング」では、『Revit』の導入支援を行っています。私は担当者として、スケジュールのご提案から導入後のフォローまで、トータルでサポートしています。

Cさん
「トレーニング」では、Autodesk認定の講師が、導入後の実践的な使い方をサポートします。対面・オンラインどちらも対応可能で、内容や回数も柔軟に調整。必要に応じてオリジナルマニュアルを作ることもあります。 講師は、操作説明だけでなく、社内ルール整備の大切さや、運用のコツもお伝えします。2D図面からBIMへ移行する際には、「考え方」の転換が重要なので、そのポイントを丁寧に説明する必要があるんです。

Aさん
「B-LOOP導入コンサルティング」では、独自BIMプラットフォーム『B-LOOP』単体での導入推進や、他ソフトとの連携導入を行っています。 この『B-LOOP』はクラウド上でデータをつなぐ“ハブ”のような存在で、業務の効率化に大きく貢献します。新築だけでなく、建て替えや大規模リフォーム時に活用されることもあり、導入事例は徐々に広がっています。

Cさん
私は、『Revit』を使った空調・衛生設備の設計支援も行っています。部署を越えた連携も多く、営業部とともにお客様へ最適なプランをご提案したり、開発の部署と協力してB-LOOPを支援したりしています。事業推進部内では、電気設備の担当と連携することもあります。 また、空調機器メーカー様からのご依頼で、『Revit』で使うBIMオブジェクト「ファミリ」を作成するなど、色々なニーズに対応しています。

Aさん
BIMはまだ発展途上ですが、導入する企業は着実に増えています。当社は「設備のイズミ」といわれるくらい、設備分野における豊富な知見と実績で高い信頼をいただいています。 営業経由はもちろん、Autodesk社から直接ご相談いただくことも多いです。ここはイズミの強みだと思いますね。
#04
――心がけていることや苦労する点はありますか?


Aさん
コンサルタントとして、お客様をゴールに導くのが私たちの使命です。 いただいたご要望が必ずしも最短ルートとは限りません。大切なのは、お客様が「本当にやりたいこと」を見極めること。それを理解したうえで、「できること・できないこと」を率直にお伝えし、的確なご提案を心がけています。 プロジェクトは、数カ月から長ければ数年にわたることもあります。ときには高い壁もありますが、お客様に伴走しながらビジネスに貢献できることにやりがいを感じています。

Cさん
コンサルを進める中で、ご要望と本来の目的にズレが出てくることもあります。そんなときは、都度立ち止まって見直し、軌道修正しながら進めています。柔軟な対応が求められる分、難しさもありますが、それがこの仕事の面白さでもあります。 また、トレーニングでは「難しそう」と感じさせないように、受講者の目線に立って説明することを意識していますね。新しいツールや考え方に抵抗を感じないよう、伝え方に工夫を凝らしています。

Aさん
トレーニングでは、忙しい現場の方々にどう効率よく学んでもらうかを大切にしています。導入後に課題になるのが、BIMの“定着”です。長年の経験を持つ方ほど、IT化の必要性を実感しにくいこともあるので、お客様の社内体制や状況を見極めながら、無理なく続けられる方法を一緒に考えるようにしています。たとえば、若手社員の方に先に習得してもらい、そこから徐々に社内に広げていくような、役割分担型のアプローチを提案することもありますよ。

Cさん
BIMや『B-LOOP』の導入は、単なるソフトの導入ではなく、企業文化や業務の進め方そのものを変える取り組みです。だからこそ、私たちは「寄り添う姿勢」と「本質的な提案」、そして「現場への定着」を大切にしながら、日々工夫を重ねています。
#05
――お2人がBIM推進の仕事をしようと思ったきっかけは?


Aさん
大学の建築学科でBIMに触れていたこともあり、当初から親しみを感じていました。 前職では意匠系の設計会社でコンサルタントをしていましたが、当時はまだBIMがあまり浸透しておらず、現場の方々が多くの課題を抱えているのを目の当たりにしました。 その経験から、「業務効率化に役立つBIMを、もっと多くの現場に広めたい」という気持ちが強くなっていったんです。設備に強い当社なら、BIMをさらに深く学びながら、現場に貢献できると思い、入社を決めました。

Cさん
私は前職でゼネコンに勤めていて、CADオペレーターやBIM関連の業務を担当していました。BIM推進にも関わっていたのですが、便利なツールである一方で、社内に浸透させる難しさも感じていました。それでも「BIMを使いこなせれば、業界が変わる」という確信があり、次第にBIMに特化した仕事がしたいと思うようになりました。 イズミコンサルティングとは前職で取引があって、直接関わることはありませんでしたが、「いい会社だよ」という評判をよく聞いていたんです。BIMへの期待と会社への信頼感が、転職の大きな後押しになりました。
#06
――利用者やクライアントの反応で印象的だったことはありますか?


Aさん
「業務が効率化されて業績が上がった」と言っていただけるのも嬉しいですが、それ以上に、「BIMって使うとラクだね」とか「この機能、BIMだからこそ活きるね」といった声を聞けたら、ものすごく嬉しいですね。BIMの価値を実感してもらえた瞬間が、何よりのやりがいです。

Cさん
最初はBIMに懐疑的だった方が、トレーニングを通じて前向きに変わっていく姿を見ると、本当に嬉しくなります。「思ってたより使えそう」と言ってもらえると、ちゃんと可能性を伝えられたんだなと実感します。
#07
――教育体制について教えてください。


Cさん
最初はトレーニング用のテキストや動画で基礎を学びながら、実際を通じて理解を深めていきます。チームのみなさんとてもフランクで、役職や立場に関わらずコミュニケーションがとりやすいです。
分からない事があっても相談しやすいので、どんどん知識を吸収できると思います。

Aさん
確かに、チームには色々な分野のプロがいますよね。困ったら助け合える安心感があるので、お客様の相談にも自信を持って対応できます。
#08
――今後の目標と、どんな人に挑戦してほしいか教えてください!


Aさん
目指しているのは、「BIMの無敵人間」です!どんな相談にも応えられて、「困ったらあの人に聞けば大丈夫」と思ってもらえる存在になりたいですね。専門のコンサルタントとして、お客様をしっかりゴールに導けるよう、これからも努力を続けていきます。

Cさん
私は、お客様に長く伴走できるパートナーでありたいと思っています。BIMの仕事は、納品して終わりじゃなくて、技術の進化に合わせてずっと続くもの。だからこそ、「これからもイズミにお願いしたい」と思ってもらえるよう、誠実に向き合っていきたいです。

Aさん
この仕事には、変化を前向きに楽しんで吸収できる方が向いていると思います。BIMやITの世界はどんどん進化していて、新しい技術やサービスが次々に出てきます。そういう変化を面白がって、偏見なく挑戦できる方に、ぜひチャレンジしてほしいと思います。

Cさん
お客様とのコミュニケーションが多い仕事なので、人と話すのが好きな方にはぴったりです。それに、BIMや周辺技術の情報をキャッチし続けるアンテナの高さも大事。一緒に学びながら成長していける、そんな仲間が増えると嬉しいです。