#01
――イズミの3つの柱の一つ「防災」部門とは?


Sさん
「防災」というと幅広いですが、イズミの防災部門はどんな業務を行っているのでしょうか?

Oさん
私たち防災部門では、「避難安全検証法」と「防災計画評定」に関する2つの防災コンサルティングを行っています。
「避難安全検証法」は、建物の火災時における避難安全性能を評価することで建築基準法の避難規程の一部を適用除外することができるため、自由度の高い設計を実現することができます。2000年の法改正で施行されて以来、当社も多くの建物で実績を積み上げてきました。新築だけでなく、既存建物の改修や増改築でも一定の条件を満たせば検証することができるため、既存不適格の解消など、幅広いニーズに対応しています。
「防災計画評定」は、建物が建築基準法や消防法に適合していることのほかに、個別の建築条件を踏まえた火災時の総合的な安全性を評価する制度です。
現在では、一部の自治体で提出が求められており、各自治体によって作成方法や評定取得方法が異なるため、当社の実績をもとに防災計画書の作成や評定取得の支援を行っています。
「避難安全検証法」は、建物の火災時における避難安全性能を評価することで建築基準法の避難規程の一部を適用除外することができるため、自由度の高い設計を実現することができます。2000年の法改正で施行されて以来、当社も多くの建物で実績を積み上げてきました。新築だけでなく、既存建物の改修や増改築でも一定の条件を満たせば検証することができるため、既存不適格の解消など、幅広いニーズに対応しています。
「防災計画評定」は、建物が建築基準法や消防法に適合していることのほかに、個別の建築条件を踏まえた火災時の総合的な安全性を評価する制度です。
現在では、一部の自治体で提出が求められており、各自治体によって作成方法や評定取得方法が異なるため、当社の実績をもとに防災計画書の作成や評定取得の支援を行っています。
#02
――「避難安全検証法」について。

Sさん
「避難安全検証法」は具体的にどのようなものですか?

Iさん
避難安全検証法は、火災時に建物内の人が安全に避難できるかを評価する設計手法です。建築基準法で定められた計算に基づき、避難時間や煙が降下するまでの時間などを算出し、避難安全性を検証します。
この手法を使えば、従来必須とされていた排煙窓や防煙垂れ壁、避難階段などの設置要件を合理的に見直すことができるので、設計の自由度が高まり、建築コストの削減にもつながります。たとえば、改修工事などで排煙窓の設置が難しいケースにはとても重宝されますね。
また、カーボンニュートラルの観点からも注目されています。通常は不燃化処理が必要な木材も、この検証法を活用すれば自然素材として使用できますし、設備の最適化によってエネルギーの削減にも貢献しています。
避難安全検証には、建築や防災に関する知識が必要なので、専門のコンサルティング会社が支援するケースが一般的です。イズミはこの分野で業界トップクラスの実績があり、これまで数多くのプロジェクトに携わってきました。計算を成立させるだけではなく、お客様のニーズに合わせた柔軟で現実的な提案を通じて、安全で持続可能な建築の実現に貢献しています。
この手法を使えば、従来必須とされていた排煙窓や防煙垂れ壁、避難階段などの設置要件を合理的に見直すことができるので、設計の自由度が高まり、建築コストの削減にもつながります。たとえば、改修工事などで排煙窓の設置が難しいケースにはとても重宝されますね。
また、カーボンニュートラルの観点からも注目されています。通常は不燃化処理が必要な木材も、この検証法を活用すれば自然素材として使用できますし、設備の最適化によってエネルギーの削減にも貢献しています。
避難安全検証には、建築や防災に関する知識が必要なので、専門のコンサルティング会社が支援するケースが一般的です。イズミはこの分野で業界トップクラスの実績があり、これまで数多くのプロジェクトに携わってきました。計算を成立させるだけではなく、お客様のニーズに合わせた柔軟で現実的な提案を通じて、安全で持続可能な建築の実現に貢献しています。
#03
――セミナー活動を通じて広げる仕事の価値。


Sさん
HさんとIさんは、コンサルティング業務と並行して、各地でセミナーも開催されていますよね。どんなテーマでお話をされているのですか?

Hさん
全国のゼネコンや設計者、デベロッパー、事業主の皆さまを対象に、「防災」や「避難安全検証法」をテーマとしたセミナーを開催しています。建物の種類や用途、また設計者の要望に応じて「この場合はこの検証手法で解くとこのようなメリットがありますよ」と、実例を交えて紹介しています。 会社によって得意としている建物用途が違うため、設計者に具体的イメージを持っていただけるよう、紹介内容は倉庫、病院、福祉施設、オフィスビルなど、お客様に合わせてカスタマイズしています。
セミナー活動の中でも、特に力を入れているのが避難安全検証法の普及です。
避難安全検証法は省エネ適合性判定と違い、義務ではありません。専門的な知識が必要なため設計者が設計を行いながら検証するのは大変であり、まだ十分に浸透していないのが現状です。そのため、「設計の自由度が高まる」「コスト削減につながる」などのメリットを伝えることで、避難安全検証の採用ハードルを下げられているのではないかと思っています。導入企業からは「こんなに違うのか」と驚きの声をいただくこともあります。注目が高まりつつあり、近年では新人研修の一環として活用されるケースも増えています。
セミナー活動の中でも、特に力を入れているのが避難安全検証法の普及です。
避難安全検証法は省エネ適合性判定と違い、義務ではありません。専門的な知識が必要なため設計者が設計を行いながら検証するのは大変であり、まだ十分に浸透していないのが現状です。そのため、「設計の自由度が高まる」「コスト削減につながる」などのメリットを伝えることで、避難安全検証の採用ハードルを下げられているのではないかと思っています。導入企業からは「こんなに違うのか」と驚きの声をいただくこともあります。注目が高まりつつあり、近年では新人研修の一環として活用されるケースも増えています。

Iさん
実際にご参加いただいたお客様からは、「検証法について学ぶ良い機会だった」「基本設計の段階から相談できてありがたかった」といった声をいただくことが多いです。
セミナーはお客様と直接つながる貴重な機会でもあり、実際のご相談件数も増えています。中には、受講された事業主様のご紹介で、そのお取引先から新たなお問い合わせをいただくこともあります。
セミナーはお客様と直接つながる貴重な機会でもあり、実際のご相談件数も増えています。中には、受講された事業主様のご紹介で、そのお取引先から新たなお問い合わせをいただくこともあります。

Hさん
防災セミナーをきっかけに、「防災と省エネをセットで相談したい」といったご要望も増えていて、イズミ全体の価値を伝える重要な機会にもなっていると思います。
#04
――専門分野で建築に貢献する、この仕事の魅力。


Sさん
お客様のコンサルティングや検証法の普及活動にあたるなかで、やりがいを感じるのはどんなときですか?

Hさん
やはり、設計者や施主の要望、建物の特性を踏まえて最適な提案ができたときです。同じ用途の建物でも、設計者の意図やニーズによって提案内容や検討方法が変わるため、柔軟な対応が求められます。要望を満たすだけでなく、期待を超える「一歩先の提案」ができたときは、達成感があります。自分の提案が、より合理的で価値のある設計につながることが、この仕事の魅力だと感じています。

Iさん
セミナー講師として、「助かりました」「わかりやすかったです」といった言葉を直接いただけると、やはり嬉しいですね。
コンサルタントとしては、設計上の課題を解決できることがやりがいです。驚きと感謝の声をいただくたびに、この仕事の意義を感じます。街で自分が関わった建物を見かけると、仕事の成果を実感し誇りに感じます。
コンサルタントとしては、設計上の課題を解決できることがやりがいです。驚きと感謝の声をいただくたびに、この仕事の意義を感じます。街で自分が関わった建物を見かけると、仕事の成果を実感し誇りに感じます。

Oさん
この仕事の魅力は、幅広い種類の建物設計に携われることだと思います。一般的な住宅メーカーや大手ゼネコンでは、取り扱う建物の種類がある程度限られますが、私たちは設計者を支援する立場なので、用途も規模も多様です。午前中はドラッグストア、午後は庁舎と、まったく異なる案件に取り組むこともあります。
経験を重ねる中で設計への理解が深まり、建築知識も自然と身につきます。
次第に、自分の技術が建築に貢献している手応えを感じられるようになります。建築が好きで、設計に関わりたいという想いがある方には、非常にやりがいのある仕事ですよ。
経験を重ねる中で設計への理解が深まり、建築知識も自然と身につきます。
次第に、自分の技術が建築に貢献している手応えを感じられるようになります。建築が好きで、設計に関わりたいという想いがある方には、非常にやりがいのある仕事ですよ。
#05
――新卒Sさんがイズミを選んだ理由。


Oさん
Sさんは採用選考のときから防災への関心が高かったですよね。数ある企業の中から、なぜイズミを選んだのかを聞いてみたいです。

Sさん
小学2年生のときに東日本大震災を経験して以来、「防災」は私にとってずっと身近なテーマでした。高校では防災を学べる学校を選びました。仮設住宅の間取りを考える授業を通して、建築への興味が広がり、大学は建築学科に進んだことで「防災と建築の両方に関わる仕事がしたい」という思いが強くなっていきました。
入社の決め手は、イズミが「火災」に特化している点です。とても身近な災害ですし、建築設計と密接に関わっているので大学での学びも活かせると感じました。今日のインタビューを通じて、防災部門の業務に対する期待がさらに高まりました。
現在は、研修ローテーションの一環で環境業務の部署にいますが、幅広い建築知識が求められることを実感したので、今からしっかり学んでいきたいと思います。
入社の決め手は、イズミが「火災」に特化している点です。とても身近な災害ですし、建築設計と密接に関わっているので大学での学びも活かせると感じました。今日のインタビューを通じて、防災部門の業務に対する期待がさらに高まりました。
現在は、研修ローテーションの一環で環境業務の部署にいますが、幅広い建築知識が求められることを実感したので、今からしっかり学んでいきたいと思います。

Oさん
イズミでは、先輩が日常的に後輩をサポートし、上司が個々の適性や成長スピードを見ながら丁寧に育てていくのが基本スタイルです。
防災設計には高度な専門性が求められます。建築基準法など複雑な法律の理解には時間がかかるため、OJTに加えて体系的な教育プログラムも整えています。
着実にステップアップできる体制が確立されているので、安心して学んでほしいですね。Sさんのような熱意ある人材の成長を、私たちもとても楽しみにしています。
防災設計には高度な専門性が求められます。建築基準法など複雑な法律の理解には時間がかかるため、OJTに加えて体系的な教育プログラムも整えています。
着実にステップアップできる体制が確立されているので、安心して学んでほしいですね。Sさんのような熱意ある人材の成長を、私たちもとても楽しみにしています。